こども食堂を考える

最近、あちこちで「こども食堂」という名前を聞くようになりました。様々な事情で貧困状態に置かれているこどもたちが無料で食事をとることのできる場所です。

特に小学生の長期休み(夏休みなど)には、学校給食を食べられないために体重が減ってしまうこどももいるというニュースもあり、「こども食堂」に助けられた!という方向になっています。

しかしこの「こども食堂」は運営母体がどういったものか、スタッフの募集や管理者はどうなっているのか、食材の提供はどこからきているのか、など多くの問題を抱えています。

また「こども食堂」だから「食事を食べられずにいるこどもが来るに違いない」といった大人側の考えは間違っていて、いったいどこで「食事が食べられない」と認識するのか、友達を誘ってきたという子供の場合「あなたは裕福だからだめ」と断るのかなど問題点が多くあります。

さらには「食堂」という施設を衛生管理できているのか、食事の量はこどもの年代や性別について変わってくることへどのように対処するのか、など考えなくてはいけません。

一概に、「人助けだから賛成します」と言えないのが実情です。国や地方自治体などとの連携が望まれるところです。

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